今から数年前にHTMLの勉強用に始めた自分のホームページにアマゾンのアフィリエイトを含むリンクを張っています。
そうすると、アフィリエイトのウェブサイト上で、どんな商品がどんな頻度でクリックされたか、その結果購買に結びついたのはどれか、また紹介していた本とは無関係に僕のホームページ経由でアマゾンに入った状態で購入された本の名前(こうしたケースでも手数料収入になります)といった情報が時系列で簡単に検索できます。
こうしたデータを見ていると意外にもクリック数が多い本があったりして、ちょっとしたマーケッター気分を楽しめます。そして、忘れた頃に年間で数千円分相当のアマゾン商品券が送られてきて驚きます。
そこで、先日、blogでもお気に入りの本を紹介する際にアマゾンのアフィリエイトを埋め込んだリンクを使ってみました。ところが、すかさずblog管理者から突然コメントで「本サービスではアフィリエイトは禁止です」との通達があり、びっくり。慌ててリンクを外しました。
アマゾンへのアフィリエイトのリンクの場合はHTMLソースに一定の文字列ルールがあるので、おそらく定期的に顧客のHTMLソースを巡回してアフィリエイトを自動的に洗い出し、コメントで警告する仕組みを入れているのでしょう。でも、他のblogでは大抵の人がそうしている(禁止事項ではない)のでまさかexblogで禁止されているとは知りませんでした。
調べたことはないですが、アマゾンがあれだけの紹介料を支払ってもビジネスを正当化できる訳ですから結構書籍の粗利は高いのでしょう。街角の小さな書店でもやっていけるような仕組み(再販制度等)が歴史的に構築され、出版社・取次ぎ販社・小売店が共存関係の中で今までそのスキームを保持してきたのだと思います。
そこに、
アマゾンのような全くコスト構造が異なるプレイヤーが参入してきて、アフィリエイトのようなサービスで顧客発掘をしてくると、従来の書店(特に個人経営の小さな店)は今までのようなやり方では存続すら危うくなってきますね。立ち読みだけして、買うのはアマゾンという人も結構いるのではないでしょうか?
ついに雑誌にまで手を伸ばしてきたアマゾン、まだ日本での成長は続くと思います。
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