今日は授業の後、ビジネススクールのカフェで
UCLAの学部生(undergraduate)2人&アンダーソン1年生2人とお茶しました。メインテーマは、
5th Los Angeles Career Seminarに対するアンダーソンスクールの協力体制について。
このキャリアセミナーというのは、
「
UCLA Japanese Students Association主催、Dashew International Center of UCLAと株式会社リクルート協賛」によるイベントで、「海外における就職活動で重要なネットツールの使い方、自分にあった会社選びのワークショップ、就職活動の先輩談、大手企業で活躍されている現職社会人のお話などを含めた盛りだくさんの内容」、「海外で学ぶ日本人留学生が自分たちの未来について考え、積極的に情報を収集し、やりたい仕事を見つけていこうと自主的に企画、準備してきたイベント」です(JSAホームページより)。
要は、
UCLAの学部生を中心としたLA在住の日本人大学生(150人程度)向けに、就職に関する問題意識を高めてもらうことを目的として、学生主体で企画・運営するイベントです。最近は、大手企業ではアメリカの大学出身者を積極的に採用しようとしているところも増えてきているようですが、日本の大学生と比べるとこちらの大学生は情報が極端に少ないため、こうしたイベントは非常に貴重な契機になります。
アンダーソンスクールのJABAではこのイベントにボランティア参加しており、僕も過去2回IT業界を代表する形で参加しました。
日本にいれば大学のサークルやゼミの先輩にOB訪問をする等して色々な会社の生の話を聞いたり、「働くとはどういうことか」といった話も聞くことができます。
でも、アメリカの大学に通っているとなかなか日本人の社会人と接する機会がなく、面接のチャンスも極端に限られているため、みなアクションが遅くなりがち。そこで、各業界において社会人として5-10年程度の(華々しい?)経験を持つアンダーソンの学生の出番です。
毎回、アンダーソンの学生からゲストスピーカーを選出して、仕事の面白さや厳しさ等について社会人の先輩として語ってもらうほか、各業界ごとにブースを作ってその業界出身者とその業界に興味がある学生との交流の場を設けています。アンダーソンには現在17名の日本人学生がおり、出身業界も幅広く分散しているため、まさにうってつけという訳です。
下手すると干支が同じだったりする現役大学生と交流できる機会とあって、OB訪問を受けるような感覚で僕らも楽しんでいます。今日の二人はこのイベントを企画している中心メンバーでしたが、1人は日本を代表する商社・広告代理店・マスコミ・IT企業(実は僕の勤務先)から内定をもらっており、またもう1人もケーススタディに出てくる自動車メーカーで10月から働くそう。
UCLAの学生さんも日本の大学生に負けず、就職活動、頑張っています。今回も少しでもイベントを盛り上げられるよう協力したいと思っています。