昨日、夜くらいから背筋が痛くなりました。恐らくゴルフで捻ってしまったのでしょう。今朝起きてもまだ痛かったので、
かかりつけ(?)のカイロプラクティックの先生に電話して観てもらいました。
先生によると、もともと背骨横の左側の筋が通常よりも張っていたところにゴルフをしたために軽い捻挫のような状態になっているそう。したがって、最も良い後処置はアイスパックを15分ほど当てて15分ほど外す、という作業を2-3時間ほどやって患部を冷やすことだったそうです。
ところが、
ゴルフ後のランチで飲んだビールが血液の循環を良くし、
夜にはまたビール&熱いお風呂で体を温めてしまった結果、火事が風であおられて延焼するかのごとく、痛みが顕在化したとのこと。どうりで夜から急に痛み出したわけです。納得。
施術は患部を直接どうこうするのではなく、張っている筋の周りをほぐすことで筋を元に戻すことがメインでした。素人的には痛いところをマッサージ等でほぐすのかと思っていたので意外。でも、もともとの原因はこの筋の張りにあった訳ですから、その原因に直接作用することで患部の治りを早めるというロジックです。なるほど納得。
実際に施術前の診断時に自分で触って左の筋が張っていることを確認したのですが、30分ほどの施術の後に再度触ってみると左右均等に正常な状態に戻っていました。このJo先生は丸山茂樹等のプロスポーツ選手も診ている方で、その技術とロジカルな説明にはいつも感心させられます。
日本でもアメリカのようにカイロプラクティックが正式な医療として認定されて保険が適用されるようになれば、もっと気軽に利用できて助かるなぁと常々思います。以前、日本でカイロの先生から聞いた話では、カイロを医療と認めることによってマーケットを奪われる層(あんま・はり・きゅう・マッサージ・指圧・柔道整復師(ほねつぎ)等の医業類似行為業として厚生労働大臣免許制となっている国家資格保持者)の反対やどの団体を正式とみなすかといった議論等、政治的なしがらみがあってなかなか実現しないとか。
既得権益を保護された最後の聖域のひとつである医療分野こそ、外からの大胆な改革が必要でしょう。この手の話は内部で積み上げていくとその過程で話が複雑になって時間がかかりがちなので、細かい議論はさておき、まずは某IT企業の社長のようなアウトサイダーが大きな流れを作ってくれると案外トントンと現実的な話が進むように思います。
黒船の到来で今の日本の基礎が築かれたように。
■Dr. Taisuhe Jo11340 W. Olympic Blvd. Suite340, Los Angeles, CA90064
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