山形県東根市から「東根さくらんぼ」を頂きました。
プルプルの弾力と自然な甘味!今まで食べていたさくらんぼとは別次元の食べ物です。
東根さくらんぼを名乗るには厳しい基準があります。一緒に入っていたチラシを読んで、商品の背景にあるストーリーを理解するとまた親しみがわいてくるもの。ブランド化されて大切に受け継がれて欲しい逸品です。
■高品質の目じるし「東根さくらんぼ」
【品種】佐藤錦、紅秀峰
【出荷基準】秀品以上·Lサイズ以上(着色面積70%以上, 22mm以上)
品質や社会的評価など確立している特性が、産地と結びついている産品であると判断される場合、その名称を知的財産として国が保護する地理的表示(GI)保護制度に「東根さくらんぼ」が登録されました。
「東根さくらんぼ」は、栽培基準や出荷基準をクリアした、高品質のさくらんぼです。
さくらんぼの生産量日本一·佐藤錦発祥の地「東根市」のさくらんぼをご賞味ください。
■「東根さくらんぼ」ここがポイント!
・自然的な特性:気候、風土、土壌
一般的に昼夜の寒暖差は果樹の生育に好影響を与え、果実は甘みを増すとされています。東根市は、昼夜の寒暖差が大きく、加えて梅雨の日照時間が長いことも、食味に良い影響を与えています。
また、奥羽山系の乱川扇状地をはじめとする水はけの良い土壌は、さくらんぼ栽培に適しています。土壌水分が少ないことが甘みにつながり、さわやかな甘さと程よい酸味のバランスに優れた良食味のさくらんぼが生産されます。
・人的な特性:生産者の不断の研鑽
「東根さくらんぼ」の主力品種「佐藤錦」が世に出されたのは、昭和3年のことです。
当時から栽培意欲が高く、研究熱心で品質向上に努力を惜しまない生産者が多く、生産技術の向上や品質の安定化に努めてきました。
さらに、東根市で開発された雨除け施設が導入されると、安定生産が可能となり、急速に佐藤錦の栽培が拡張され、全国区の知名度を誇るようになりました。