1. ベースアプリ
ベースとなるアプリの要件としては、なるべくシンプルな単語帳の機能、CSVファイルのインポート・エクスポート機能(問題のデータはPCで作成する方が作業が楽)、習熟度に応じた仕分け機能の3つ。
たまたま見つけた単語帳アプリ(SmartCard)が良さそうだったので試しに使ってみることに。
このアプリには「みんなの単語帳」という機能があり、これを使うことで他のユーザーが作成したデータを皆で共有することができます。「日本史」「年表」といったキーワードで検索して出てきた「重要日本史年表100」というデータをインポートしてみたところ、基本的な年号が網羅されていたので助かりました。
2. 語呂合わせの追加
これだけでも良くできていますが、年号は無味乾燥で暗記しづらいので、ここはやっぱりお約束の語呂合わせを活用したいところ。「泣くよ(794)ウグイス平安京」というやつです。ネットで調べると無数に転がっています。この語呂合わせのデータをCSVファイル上で元データに追加。9割方、何らかの語呂合わせをマッチングできました。
これで、カードをめくった際に答えの年号とセットで語呂合わせが表示されるので一気に暗記がしやすくなりました。
3. 解説の追加
問題文にただ「豊臣秀吉、刀狩を実施」と書くだけでなく、ついでに「→兵農分離により一揆を防ぎ農民には農業に専念させる」という解説文もセットで表示するようにしました。
これにより、単に刀狩の年号を暗記するのに加えて、その結果としてどんなことが起こったのか、まで一緒に頭に入ります。他にも「永仁の徳政令、発布 →御家人の借金を帳消しにして経済は混乱し、幕府の支配力が衰えていく」といった具合。
このベースアプリは、何度かトライして「暗記したかも」と思ったら単語カードごとにステップを1から2に上げることができます。ステップ2のカードだけ再度トライし、完璧に覚えたと思ったらステップ3へ。
間違えたらカード単位でステップ降格もできます。ゲーム感覚ですべてのカードをステップ3までもっていく、という使い方が効果的。
さて、あとは娘がどれだけ覚えてくれるかな。しばらく様子を見てみます。
■追記:学習の成果