社内ボランティア活動で有志と一緒に検討を進めてきた
「社内SNSの導入」ですが、昨日、最後の関門である執行会議に付議されました。
執行会議とは、社長以下、全執行役員・本部長ら総勢30名ほどの幹部がボードルームに一同に会して会社の重要事項の審議を行う場です。
そのボードルームは当社の本社ビルの最上階に位置する秘密の部屋で、これまでどこにあるのかさえ知りませんでした。広い室内にはロの字型にテーブルが配置されており、椅子の前には1人1台ずつ名前の入った液晶画面と発言用のマイクがずらりと並んでいます。まさに、踊る!大捜査線で見た、アレです。
ふだんは僕のような一社員が足を踏み入れることのできる場ではありませんが、今回は経営改革WGメンバーを代表する形でWGでの検討結果を踏まえた社員発の提言をする、ということで僭越ながらプレゼンターをつとめることに。
もちろん、万が一、現場の社員の声に対して無理解な発言をするような役員がいた場合は、「事件は会議室で起こっているんじゃない。現場で起こってるんだ!」と言えるよう、心の準備だけはできていました。
留学中に社長が交代したこともあって、実は生で社長を見ることですら今回が初めてということで、以前であれば相当に緊張してしまったのでしょうが、しょせん日本語でプレゼンすればいいのなら大したことはない、と思えるのは留学の成果です。
・・・結果は大成功!社長、副社長、常務を含む幹部数名からSNS導入に対して好意的なコメントを頂くことができました。
一定の予算と技術者の手当てもつけてもらい、社内SNS導入のプロジェクトリーダーとして3月末の試行運用開始に向けて本格始動です!
どうせやる以上は、ナレッジマネジメント系の施策で良くありがちな、仏作って魂入れず、箱物だけ作ったものの誰も使ってくれない、という罠に陥らないよう、若い社員に口コミで広がって喜んで使ってもらえるようなインフラに育てていきたいと念じています。
あくまで本業の傍らで推進しなければならないのが辛いところではありますが、もともと単純に楽しくて始めた活動なのであんまり苦になりません。と言うか、むしろ本業の気分転換にちょうどいい刺激になります。
サラリーマンと言えども、上司に言われたことをただやっていたのでは楽しくないし成果も出ないもの。今回の活動を通じて、やりたい仕事は自分で作る!くらいの気概で取り組んでいきたいなぁという思いを新たにしました。