先日、いまノーベル賞に最も近い理論物理学者と言われているハーバード大学のリサ・ランドール教授と、日本人初のミッションスペシャリストとしてスペースシャトルに搭乗した若田光一さんの対談本
「異次元は存在する」(NHK出版)を
本ブログでご紹介しましたが、7月末にそのランドール博士が来日した際の様子等をもとに制作された特集番組が放映されるそうです。(右写真は同博士のベストセラーの翻訳版
「ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く」)
最先端の理論によると、僕らが生活している3次元世界とは別の異次元宇宙が多数存在しているのかもしれません。興味のある方は、ぜひどうぞ。
・BS特集 未来への提言 特別編 大宇宙の根源を語りたい ~物理学者リサ・ランドールと若者たち~
・NHK BS1 8月25日(土)後10:10~11:00
いま、物理学のニューヒロインと呼ばれ、最もノーベル賞に近いと注目されているのが、ハーバード大学教授で理論物理学者のリサ・ランドール博士だ。私たちが暮らす3次元世界のすぐそばに、5次元など異次元が存在するという博士の理論は、世界の研究者たちの間で最も引用される論文のひとつとなり、来年行われるスイスでの巨大な加速器を使った実験でその理論が実証されれば、アインシュタイン以来の21世紀最大の発見になるかもしれないと言われている。
7 月末、ランドール博士が来日し、興味津々の日本の学生たちを前に、東京大学の小柴ホールで特別授業を行った。数式を一切使わない分かりやすい授業で定評のあるランドール博士は、新たにわかってきた研究の成果や、新しいことを発見する喜び、学ぶことの楽しさなどを魅力的に語った。また脳科学者の茂木健一郎さんとも対談を行い、会場を沸かせた。
異次元世界とはどのようなものなのか、そして大宇宙の根源はどうなっているのか。今回、ランドール博士は、東京大学ビッグバン宇宙国際研究センターや、素粒子物理国際研究センターを訪ね、科学者を目指す若者たちと、フェイス・トゥ・フェイスで語り合った。若者の科学離れ、理系離れが叫ばれるなか、飽くなき探究心をもって宇宙の謎を解き明かそうとしているリサ・ランドール博士の魅力と、彼女から若者たちへの未来へのメッセージを「未来への提言」シリーズの特別編としてお届けしたい。
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