蕎麦が食卓の主役に躍り出るイベントと言えば、引越しと年越し!と書いてみて、初めてどちらも「越える」ものだと気づいた時には新年でした。2008年もどうぞよろしくお願いいたします。そんな訳で、
【いえそば】とともに始まった蕎麦打ちでしたが、たった二ヶ月足らずのキャリアにして、かなり良い感じの蕎麦が打てるまでになってきました。そんな蕎麦打ち職人にとって、年に一度の心躍るイベントが「年越し蕎麦打ち」です。僕もこの日に照準を合わせて毎週末に一度も欠かさず修行に励んで参りました。
しかも、初めての年越し蕎麦にして、何と初の出張蕎麦打ちまでトライ!今日の昼前、いえそばをはじめ、ボールやざる、シリコーン製マット等の商売道具一式と蕎麦粉、中力粉をIKEAの巨大バッグに入れて、愛弟子の息子とともに車で実家へ。遊びに来ていた妹夫婦とおばさん、そして両親の目の前で蕎麦を打ちました。
■蕎麦粉ブレンドによる3:7蕎麦
・蕎麦粉:北海道産そば粉19年産(石臼一本挽)富澤商店
長野県産石臼挽き新蕎麦粉(桝田屋食品)
・中力粉:麺たくみ(最高級手打ちうどん用小麦粉)富澤商店
初めて見る【いえそば】による蕎麦打ちにみな興味津々。息子との手馴れた連携リレーであっという間に蕎麦の出来上がり。若干水分が少な目で麺が切れがちではありましたが、今までの中でもかなり良い出来でした。味もなかなかだったようで喜んでもらえて僕らも大満足。
そして夜はお風呂上りの9時過ぎに再び息子とともに今日二度目の蕎麦打ち。今度は水分もバッチリでほぼ完璧な出来栄え、今年最後にして最高の蕎麦が打てました。いつもは辛口の妻も想像以上の味に感心してくれました。2008年もより美味しい蕎麦を求めて、息子とともに精進して参ります。
●今は何位かな?