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昨晩は、今年秋からUCLA Anderson Schoolに留学予定の合格者の方々を囲んでのWelcome partyでした。アンダーソンらしく、奥さん連れの方も何人かいて、short noticeにもかかわらず30名を超える卒業生らが集まりました。これからの希望にあふれている合格者の人たちと話しているだけで元気になりますし、また夢のような2年間を思い出しながら今の自分を振りかえる良い機会でした。 一方で懐かしい面々とも再会して彼らの活躍ぶりに触れ、前向きな刺激をたくさんもらいました。グロービスで講師をしているT君と話していたとき、「知識量では敵わないような手ごわい生徒もいると思うが、どう教えるのか」尋ねてみたところ、「知識を持っていて良い分析までできたとしても、それをどう解釈するか、そしてどう現実的に適用していくか、まで落とし込んで深く考えている生徒はほとんどいない」とのこと。 なるほど、日々仕事をしていても偏差値の高い人ほど論理的な批判は上手だけれども、じゃあどうやって課題を解決していくかまで言及しない「評論家」が多いように感じます。そんな話をしながら、先日読んだ本、ノーベル賞候補とも言われる遺伝子工学の世界的権威である村上和雄さん(筑波大学名誉教授)の「アホは神の望み」の一節をふと思い出しました。 よく勉強し、何でも知っている人は新しい試みにどうしても消極的になりやすいのです。知識豊富な者ほど、ものごとを否定的な視点から見る。それは無理だろう、できないだろうとネガティブな分析をして、可能性を最初から閉じてしまいがちなのです。(中略) 長い歴史を持っている会社、組織ほど、それまで培ってきた事務手続きやルール、勝ちパターンが確立されています。ビジネスが過去の延長にあった時はそれに身を委ねて「正しい」ことをやっていればあまり深く考えずとも結果がついてきましたが、今のように世の中の前提条件が急速に変化するような時代では過去の成功体験に縛られることなく、自由に発想して行動すること、「変える力」がより重要になってきます。今から3年半ほど前、社内SNS(Nexti)を立ち上げようと企画していたときも、社内の専門家ほど「うまくいくはずがない」と失敗する理由を列挙して反対しました。新しいことを始めようとするときほど、「知っていること」が発想の可能性を狭め、かえって「知らないこと」が大きな推進力になることがあります。 人はいい結果を得ようとしたら、いいプロセスを経るしかない。逆にいえば、いいプロセスさえ経れば、おのずと結果はついてくる。だから、うまくいくだろうか、この先どうなるのだろうと不安やマイナス思考にとらわれるヒマがあったら、いいプロセスを積み上げていくことに力を注ぐべきだ。そういう思いが私の背中を強く押していたのです。(p.75) あえて自分のcomfort zoneから一歩足を踏み出して、未知の分野に身を投じてみる。時には論理的な思考だけに縛られず、自分の内なる声に耳を傾けて、直感を信じてやってみる。そういう姿勢から、初めて今までになかった新しい価値が生まれるのだと思います。日々の忙しさに追われて、つい小さくまとまってしまいがちですが、いま自分が置かれているフィールドでもちょっと視点を変えればまだまだ大きく前進できる余地があるはず。そんな気持ちを大切にしたいものです。 死は有機物から無機物への移行に過ぎないから、人は死ねばゴミになる、死後はゼロの世界で虚無の暗黒が広がるばかりだ。そのように唯物的に死をとらえる人と、大いなる命のもとですべての生命は生と死の永久のサイクルを描いていると信じる人。その考える人と信じる人のどちらが幸福か。(中略) そして謙虚になること。現代ほど科学技術が進歩した今でも、人間の生命の不思議から宇宙の仕組みに至るまで、まだ人間が知っていることなどほんの一握りという事実。知らずのうちに知識偏重、左脳偏重に陥りがちな現代こそ、知らないこと、目に見えないことを大切にしたいと思います。
by takekurakenya
| 2009-04-26 00:38
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