今日は土曜日ですが4時からMgt.231E(Financing the Emerging Entrepreneurial Enterprise)のグループミーティングのため、アンダーソンへ。このコースは
Entrepreneurial study(起業論)の分野において全米でno.1に何度もランクされたことがある、
アンダーソンの看板教授コックラムによる人気授業です。

この授業は成長中の企業が直面する様々な問題を取り上げて、中でも特にファイナンス(いかにして必要な運転資金・投資資金を調達するか)に着目して解決策を探る、というのがテーマです。3時間の授業(数分の休憩が1回)で毎回2~3個のケーススタディをこなすという量も大変ですが、授業が全てコールドコール(教授がランダムに生徒を指名して回答させる方式)で進められるため、授業の緊張感はダントツです。
また、もう一つの特徴は教授が「グループワーク」を非常に重視している点です。このコースの成績の67%はコールドコールに対する回答内容の質により決まるのですが(残り33%は期末試験)、そのうちの半分は個人のパフォーマンス、そしてもう半分(つまり成績全体の1/3)はスタディグループのメンバーの平均点により決められるのです。
したがって、もし自分がコールドコールで当てられた時にしどろもどろになってしまうと結果的に自分の成績のみならず、スタディグループの他のメンバーの成績にまで悪影響を与えてしまうわけです。そのため、1回の授業(3時間)あたりにかける平均予習時間は10~20時間にもなります。

そのプロセスとしては、まず自分でケースを読んで自分なりの答えを導き出します。そのうえで、スタディーグループでディスカッションするためにグループミーティングに臨みます。どんなにメンバ全員が準備してきてもミーティングは最低2-3時間はかかります。そして帰宅後にまとめを行うと、どうしてもこれ位の時間が必要になります。時には、夕方6時から始めたグループミーティングで結論が出ないまま11時にアンダーソンの校舎が閉まってしまい、屋外のタコベル経由で24時間営業のデリにて朝2時まで議論したこともありました。
今週はThanksgivingだったため、教授の粋な計らいで次回のケースは1個。でもこれが難解なケースだったため、結果的に今日のミーティングは4時間に及びました。ただ、こうしたグループワークを通じて互いに意見を出し合いながらチームとしての結論を導き出すというプロセスは実際の仕事でも必須なスキルであり、まして英語でそれをやるわけですから、これはいい訓練になります。また、ここアンダーソンでは、英語が下手でも内容があればちゃんと聞いてもらえて評価をしてもらえます。
確かにTime consumingなクラスではありますが、それを上回るtakeがあるのでこのクラスは取って大正解でした。今思えば、2年前のちょうど今頃、仕事の合間にアンダーソンのインタビュー(面接試験)を兼ねて渡米し、キャンパスビジットした際に唯一クラス見学したのがこのコックラムの授業でした。その時は事前にケースを読んでいなかったのもありますがほとんど内容が理解できず、テキパキと進む授業を目の当たりにして「これがMBAの授業か・・・もし仮に合格しても本当にこんな世界で自分はやっていけるのか?」と圧倒されたのを良く覚えています。今、こうして自分がその授業を取って学んでいることを思うと、それなりに成長したんだなと思います。