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震災発生から10日が経ちました。被災地では必死の救助活動や避難生活が続くなか、原発では冷却のカギを握る外部電源の復旧に向けて予断を許さない状況です。そんな中、首都圏に勤務する会社員の目線で今日までの大きな流れを簡単に振り返ると、
・地震発生当初は被害の全容が見えなかったが、生々しい津波等の映像で衝撃を受ける ・原発の事故状況が日に日に悪化するなか、安全に関する情報が錯綜して浮き足立つ ・東電による計画停電が開始され、自宅待機命令の企業も出始める ・ガソリンや牛乳、カップ麺といった生活用品が品薄になる といった流れで街全体が次第に落ち着かなくなっていく日々でした。 こうした混沌とした状況では、正しい意思決定をするに足りるだけの情報は圧倒的に不足します。行動の指針となるはずの「情報」は従来のマスコミ経由では限定的で、かつ遅く、根拠の乏しい「安全だから落ち着いて」報道や悪戯に不安を煽るような論調が目立ちました。一方で、Twitterに代表されるソーシャルメディアでは、現地からの声、専門家の意見、一般市民の反応から海外の論調に至るまで、膨大な量とピンキリな質の情報がリアルタイムで飛び交っています。ただ、タイムラインに流れるこうした情報を斜め読みしていると、少しずつ世の中の全体像が浮かび上がってくるような感覚があります。 まずはネットの大海に自ら飛び込み、振れ幅の大きい情報に意図的にどっぷり漬かってみて、様々な立場の情報や意見に触れることで、自分なりの仮説を立てて価値判断する。その上で、それを検証するためにTVや新聞も確認する。今までには経験したことのないプロセスでしたが、一度こうした振る舞いを身に付けてしまうと、必要以上に慌てたり楽観的になることなく、自分の立ち位置を決められたことで精神的な安定感を得られたように思います。 先般のチュニジアやエジプトに端を発した反政府活動をTwitterやfacebookが支えていることは知識では理解していましたが、いざ災害の影響を受ける当時者として生きるための情報を得ようと行動してみて、改めて政府やマスコミによる情報統制された報道の限界をまざまざと見せ付けられる一方で、ソーシャルメディアの持つ大きな力を実感できました。 今まではインターネットや電子書籍といったテクノロジーの観点から従来型マスメディアの存在価値が脅かされるといった論調はよく耳にしていましたが、今回の震災を境にして、日本のマスコミはそもそも「メディア」としての存在価値すら危ぶまれるフェーズに入ったように感じます。ただ、それはメディアの重心がマスコミからソーシャルメディアに一気にシフトするということではなく、新たな性質のメディアが力を持ち始めたことで相対的にマスコミの重要度が低下するということを意味します。電子ペーパーが普及しても紙の新聞や本がなくならないように、マスコミとソーシャルメディアの関係は役割分担しながら相互補完関係になっていくことでしょう。 こうしたトレンドは、企業内における社内コミュニケーションのあり方の変化とも符合します。従来は、組織から個人に対する一方通行中心の広報が主流だったのに対して、社内SNSの普及に伴い社員一人ひとりがメッシュ状に繋がりあって交流する仕組みが定着し始めています。前者を従来型マスメディア、後者をソーシャルメディアと置き換えると基本的な構図はほとんど同じであることに気づきます。 ●今は何位かな?
by takekurakenya
| 2011-03-21 01:22
| ソーシャルメディア
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