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p.4 メラビアンの法則 実は、facebookについてはアカウントを作って以来、数年間ほど、仲間の大半は外国人で言語は英語、という状態が昨年末くらいまでずっと続いていました。欧米と比べると「組織」が全面に出がちで「個」の存在が見えづらい文化を持つ日本では、実名制のソーシャルメディアは根付かないのかなと思っていました。 しかし、今年に入って、映画「ソーシャルネットワーク」が公開されたり、エジプトの反政府デモや震災におけるソーシャルメディアの位置づけ等が報道されるようになってきたのと同期を取るようにして、僕の周りでも情報感度の高い人を中心にして急速にfacebookやtwitterを始める人が増えてきました。
ちなみに、僕がUCLA留学中にHarvardから立ち上がったfacebookは学生仲間の間であっという間に広がり、周りの友人含めてほとんどアカウントを持っていました。しかも、当たり前のようにみな実名。というのも、大学院の入学時に、同級生全員の顔写真をはじめ、出身国や大学、専攻、趣味等がコンパクトに整理されたその名も"facebook"という冊子が全員に配られるのですが、facebookはまさにこれのオンライン版という感覚で使っていました。ですので、実名制についてもみなほとんど違和感なく受け入れていたのだと思います。 最近の日本でのfacebookの普及を見ていると、実名制をベースとしたソーシャルメディアが日本でも定着する方向性が見えてきたと感じています。ソーシャルメディアが一般に広く普及して1人1アカウントが当たり前の世の中になる日も遠くないのかもしれません。本書で大元さんが指摘するとおり、「人と人のコミュニケーションは実際に会う前に発生する」世の中になる訳で、こうなってくるとソーシャルメディアをベースとしたパーソナルブランディングは非常に重要なテーマになってくるのです。 p.33 ハイパーリンクからソーシャルフィルタリングへ よく「facebookやtwitterをどう活用したらいいのかわからない」という声を聞きます。ソーシャルメディアの持つ本当の魅力、パワーは「情報発信」にあると思いますが、ソーシャルメディア初心者の人に「情報発信」といってもハードルが高い。そんな時、わかりやすいメリットの1つがこの「情報収集」のためのツールという考え方です。ソーシャルメディアを通じて自分が信頼している人を「ウォッチ」することで、自分にとって必要な情報へのアクセスが容易になります。 今回の震災報道を通じて、従来のマスメディアが伝える情報は何らかのステークホルダーを介する結果、限定され、選別され、時に歪曲されることもあるという事実を改めて感じた人も多いと思います(一方で、未だにマスコミだけしか情報チャネルを持っていない人が国民の大多数であるのも事実でしょう)。真実を知り、正しい価値判断を下せるようになるために、新たな情報チャネルとしてのソーシャルメディアの役割は今後ますます重要になっていくことでしょう。 ・・・と、ここまで書いて、ふと僕が大学4年生の時に書いたゼミ卒論のことを思い出しました。法学部政治学科に在籍していましたが、卒論のテーマは「政治過程における新聞の役割に関する研究」というメディア論。本棚の奥から十数年ぶりに発掘した論文はこう締めくくられていました。 われわれ読者は、理念で示した「議会制民主主義国家における有権者としての最低限の義務」である「新聞の限界の認識」を忘れてはならない。多くの情報を取捨選択し、政治的な価値判断を下すのはわれわれ一人一人の責任であり、あくまでもその主体性は読者側になければならないのである。 なるほど鋭い指摘ですね(笑)。自分の足でファクトを収集し、自分の頭でロジックを組み立てて価値判断すること。社会に出て、生き抜いていく上で欠かせない基本的な動作は大学のゼミで学ばせてもらったんだなということを再認識し、辛抱強くご指導頂いた小林良彰教授に改めて感謝です。 p.50 イースターリン・パラドックス ここでも出てきました「幸せとは?」の議論。自分の人生なんだから、幸せの定義は自分の頭で考えるしかありません。という意味では、「自分の答えのつくりかた」(渡辺健介)は必読の一冊ですし、幸せになるコツを知りたい方には『「福」に憑かれた男』(喜多川泰)がお勧めです。 p.326 ソーシャルメディアで築き上げたパーソナルブランディングやコミュニティは相続可能、という考え方は今までない発想でした。でも、間違いなくそうなっていくことでしょう。facebookには、ぜひ「自分のソーシャルグラフ(人間関係)を子供に継承する」ボタンを開発して欲しいです。 気づいたら7年近くに亘って書き続けているこのブログは、2004年11月に「ブログをはじめるにあたって」で書いたとおり、あくまで「自分の頭の整理のため」に始めたものです。本書で紹介されているようなパーソナルブランディングを意図的にやってきた訳ではありませんが、結果として、このブログを通じて様々な方々と出会い、交流を深めることで、実際の生活においても潤いが生まれ、また講演の依頼が来る等、仕事の幅を広げることにも役立っているのは紛れもない事実です。 より成熟した社会に近づくための一歩として、ソーシャルメディアが日本でも広く普及し活用されて当たり前インフラとなる日が来るように、僕も情報発信をし続けていこうと改めて考えさせてくれた一冊です。
by takekurakenya
| 2011-07-24 14:51
| ソーシャルメディア
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