夢の注文住宅プロジェクト、いよいよ本日は上棟式でした。上棟とは建物の構造体が組みあがったということで、上棟打ち合わせでは工事関係者が一同に集まって、現場で設計内容の確認や各種位置決め等を行います。9時に現場に到着すると、ハウスメーカーの営業及び工事責任者、担当者をはじめ、水道屋さん、ガス屋さん、電気屋さん、セコムさん、床暖房屋さん、NTT東日本さん、エアコン屋さん、外構屋さんといった各業者の方々が勢揃い。それぞれ図面を手に、順番に1つずつ仕様を確認していきます。
エンツォが入るガレージ
中でも時間がかかるのが電気屋さん。各部屋ごとに全てのコンセント、電気スイッチ、電灯の位置と仕様を確認します。コンセント1つ取っても、差し込み口の数、種類(電気プラグ、LAN、電話、TV)等、バリエーションは多数。もちろん設計工程でいったん全ての部屋のコンセントの仕様とおおよその位置までは決定していますが、家具の配置まで決めた上で実際の生活導線をイメージしながら現場で改めて使い勝手を確認してみると、コンセントや電気スイッチの場所等、変えたくなる箇所が多々でてきます。
他にも、電灯の設置位置や床暖房の位置からタオル掛けの高さまに至るまで全ての位置決めや、各収納(シュークローゼットやウォークインクローゼット、階段下収納等)の内部構造の確認も併せて行いました。終わったのは何と2時、つまり5時間ぶっ通し、立ちっぱなしでひたすら現場確認でした。一通りの確認を全て終えたときにはヘトヘトでしたが、一気に決め切ったという達成感も十分。こうした一連のプロセスをこだわり抜いて楽しめる人は注文住宅に向いているでしょう。
2Fのリビング・ダイニング
2Fのバルコニー
しばらく秋晴れがずっと続いていたこともあって、基礎が完成して木工事に入ってから20日ちょっとで一気にここまで来ることができ、工期の遅れも挽回できたようです。写真にはないですが、サッシもほぼ取り付けが完了しており、玄関ドアも来週早々には取り付け予定。今後は、11月中に屋根材貼り、続いて外壁のサイディング貼りを実施しながら、建物内部の造作工事(下地、断熱、石膏ボード、フローリング、建具等)をほぼ完了、12月位からは内装工事(壁紙等)と外構工事(ガレージ、庭等)を行い、12月中旬には建物竣工、内覧会、引渡し、引越の予定です。
3Fから見た吹き抜け
3Fのバルコニー
一方で、引越準備(ダンボール詰め等)や新調する家具選び(ダイニングテーブル、ソファー、カーテン等)、各種契約や届出(ローン契約、NTT工事、損害保険等)も並行して実施するため、これから年末にかけては週末もドタバタで休む暇なし。このプロセスを大いに楽しみつつ、前向きなモーメンタムで一気に駆け抜けます。
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