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東京大学で工学博士号を取得して東芝に入社、その後にスタンフォード大学でMBAを取得してフラッシュメモリ事業の製品開発のプロジェクトマネージャ等を務め、現在は東大准教授というユニークなバックグランドを持つ竹内健さんの「世界で勝負する仕事術」を読みました。 経歴だけ見ると超エリートな感じで何だかとっつきにくそうすが、本書では背伸びせずに等身大で語られるエピソードや熱い想いが心地良く、著者の人柄が伝わってきます。 p.30 その気になれば、常識を突破するポイントは意外に多く見つかります。でも、既存のやり方を当然のように受け入れていると、そこに気づきません。(中略)原則を理解しながらも、常にそれを疑う習慣を持つ。そんな姿勢が、どんな仕事でもとても大切だと思います。 どんな仕事でも言われたことをただやっていたのでは個人としても組織としても成長はありません。人と違ったことに気づき、実践することで、新しい価値が生まれ、突破口が開ける。そのためのコツは常識をいちど疑ってかかること。素人だからこそ専門家の常識を超えた発想や行動ができるものです。 p.157 職場のように緊張感がある場所で「さあ創造性を発揮しよう」と思ってもまったくアイディアは出てきません。むしろ、職場以外のリラックスした環境で、何となく課題の解決策を考えているなかから、突然ひらめくことがほとんどです。 付加価値の高い仕事というのは新しい発想が求められるもの。机に向かってウンウン唸っていても閃くことはまれです。月に一回は社外に出て、いつもとは違った世界の人達との交流を通じてちょっとした気づきや思わぬ出会いを得たりしながら、知らぬ間に凝り固まった狭い世界の常識や規制概念から自らを意図的に開放することが大事だと思っています。 p.157 いまでも気がつくとすぐ目先の仕事に忙殺されてしまうので、合間を縫って美術館に行くなど、アイディアを枯渇させないために、意識的に創造的なものに触れるようにしています。 なかなかアートに触れる時間までは取れていないなぁと反省。会社とは裁量労働で握っているんだから時間がないというのは言い訳で、その気になれば仕事を切り上げてアートで充電だってできるはずです。やってみよう。 p.102 いまのような変化の激しい時代に、大企業に所属することが、必ずしも幸せな仕事人生を保証しないことも、確かです。 先日、「大企業に就職したからといって、いつまでその会社が存続できるかは誰も保証できない今、働くことに対する意識の持ちようがますます重要になってきていると思います」と書きました。僕は今まさに大企業にいるわけですが、大企業の良いところも悪いところも理解したうえで、あえてそういう場に身をおいている以上、自分ならではのユニークなエッジを最大限に利かせつつ、会社の看板も最大限に活用して「ここでしか、今でしかできないこと」に意識を集中させて新しい価値を生み出すことを走りながら考える毎日です。 p.191 過去の人間模様を見るにつけ、いま旬の分野で自分のポジションを守ろうとすると、なにしろ人がたくさんいるので、純粋な技術の部分ではなかなか差がつきません。その結果、技術の優劣よりも、人間関係の方が大事になってしまう、ということが起こります。それはもはや消耗戦であり、本質的でない部分に気力や体力を奪われるのは避けたい。 法学部政治学科を卒業後にSEとしてキャリアをスタートさせた僕ですが、まだWindows95も発売されていない1994年当時、一流企業と言われる金融や商社、メーカー、外資系コンサル等の誘いを断わって未上場のIT企業に就職したときは友人から不思議な目で見られました。 振り返ってみると学生の頃から、文系でも専門スキルで勝負するできるような世界はどこか、どんなキャリアを積み上げていくことでユニークな立ち位置でかけがえのない仕事をしていくことができるか、を常に考えていました。バブルは既に弾けて就職氷河期と言われていましたが、今と比べればまだのんびりしていた当時、そんな話を同級生にしても、ほとんどの友人は「ぽかーん」という感じでした。 まずはSEとして技術を身につけた上で、企業にとってのITの本質は経営の道具であるならばビジネスを学ぶ必要があると痛感し、またいずれ日本でもグローバル化の波が押し寄せてくるだろうと読んだ僕が10年ほど前に目指したのが海外MBAでした。去年から海外市場開拓を本業にすることができ、ようやく今までの修行が役立つ場を得て、世界で勝負するスタートラインに立てたところです。 p.103 いざというとき誰かに助けてもらうためには、自分はいつも最大限の努力をしていなければなりません。熱意を持ってコツコツとがんばっていれば、それを見ていてくれる人は必ずいます。そして他人の善意を信頼し、自分も他人の信頼を裏切らないこと。性善説で他人に接することで、人は、その良い面を向けてくれるのではないでしょうか。 まったく同感。時には信頼を仇で返されることもありますが、トータルで振り返れば相手を信じることで得たものの方が圧倒的に大きいです。ひとりでできることなんてたかがしれています。良い仲間を引き寄せて、信頼をベースに一歩ずつ前進あるのみ。前向きな元気をもらえる素敵な一冊です。
by takekurakenya
| 2012-05-20 09:50
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