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今週発売された週刊東洋経済7/21号の特集「ゲーミフィケーションで働き方が変わる!」で取材記事が掲載されました。なんとカラーで1ページも割いて記事にして頂けました。NTTデータの社内SNS(Nexti)の活用術として同誌が注目したのは次の3点でした。
・社長をはじめ役員が積極的にコメント ・部門の枠を超えたコミュニケーションを生みだす ・年に一度、社長がサンキューポイント獲得上位者を表彰 今回の記事は、こんな書き出しで始まっています。 「A社はうちの子会社ですか?窓口を教えてください」 今からもう7年ほど前になりますが、2005年に制定したNTTデータグループの経営ビジョンの1つである「セクショナリズムを排し、仲間の知恵と力を合わせます」を実現するための手段の1つとして思いついたのが、この社内SNSでした。当時、まず始めにディスカッションしたのが「セクショナリズムって何?」ということ。 まず思いつくのが「組織の壁」。でも、実は企業内には他にもさまざまな「壁」があり、社員間のコミュニケーションの阻害要因になっていると考えました。例えば、本社とグループ会社の壁、新卒採用と中途採用の壁、職種間の壁、世代間の壁・・・。その1つとして注目したのが、役職の壁でした。 そこで、NextiではもともとPKGにあった「役職」欄をプロフィールから削除し、その代わりにサンキューポイントの残高を一番目立つ場所(画面左上のプロフィール写真の下)に表示することに。こうすることで、Nextiというコミュニティ内では役職ではなく、同僚からどれだけリスペクトされている人かを示す「サンキューポイント」を可視化し、ゲーミフィケーション的な要素を意図的にデザインしました。記事内ではセールスフォースでゲーミフィケーションを研究するヴァイスプレジデントの言葉が紹介されています。 p.87 会社における仕事とは、仲間とクエスト(冒険)をこなしていくロールプレイングゲームそのもの。そのため、仕事の情報をやり取りするSNSにはゲーミフィケーションが内在している。 こうした「遊び」的な要素を取り込みながら進化してきたNextiですが、より本質的にみて他社の社内SNSと比べてユニークなポイントの1つは上述のとおり「社内SNSの導入目的が企業の経営ビジョンと直結していること」です。一言でいうならば、「セクショナリズムの打破」。本社とグループ会社の壁や役職間の壁を越えて社員同士が活発に交流を深めることで、グループとしての一体感を醸成し、強制せずとも社員が情報を出し合い、助け合う文化を育てることがNTTデータの社内SNSの存在意義です。 NTTデータでは企業として「貢献主義経営」を掲げていますが、単なるお題目に終わらせない覚悟の例として企業のモチベーション設計の根幹である人事評価制度にもメスを入れました。ここで「他者への貢献」度合いを評価軸の1つとして明確に定義し、単に自分の成果だけを考えて行動する社員には高い評価は与えられない仕組みに変更されました。ただし、制度設計は意思表示に過ぎず、肝心の課題は評価する側の管理職の意識改革、行動改革であり、その定着には時間をかけて経営者が同じメッセージを一貫して表明し続けることが肝要です。 7年前に構想し、夢を描いた経営ビジョンの実現はまだ道半ば。中期経営計画は3,4年で更改されても、経営ビジョンは少なくとも10年、20年スパンでその企業の目指すべき方向性を示す指針であり、経営陣の交代によってぶれるべきものではありません。NTTデータの社内SNSが経営ビジョンに直結している限り、その実現に向けてこのNextiという「場」が当たり前インフラとしてグループ内に存在し続けることが重要だと考えています。 そして、最も大事なことは、Nextiのような社員が自由に堂々と自分の意見を主張し、同僚のフィードバックを受け、元気をもらい、気づきを得て、成長できる「場」を社員にとっても経営者にとっても有益なかけがえのない「場」として認識し、大事に育てていくこと。換言すれば、社内SNSは社員の成熟度が試される場とも言えますし、経営の健全度が試される場とも言えます。 社内SNSは決して経営者から社員に与えられる「福利厚生」的なものではなく、社員自らが欲し、考え、経営に働きかけ、デザインし、作り上げ、育む場であるべきと僕は考えています。少なくともNTTデータの社内SNSはそうやって生まれ、7年目に入った現在でも社内の有志ボランティア社員によって運営されています。この場を僕らで大事に育てていくことで、グループ内のセクショナリズム打破に貢献しているという意識を忘れずに、社内SNSがNTTデータグループの文化、社風の象徴として根付くまで、地味な活動をこれからも地道に続けていきたいと思っています。 ●今は何位かな?
by takekurakenya
| 2012-07-21 11:20
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