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日本アイ・ビー・エムにて永年、営業現場で活躍した後に、社員の意識改革やお客様満足度向上委員会の事務局長等を務め、2000年に「人と経営研究所」を設立した大久保寛司さんの「考えてみる」を読みました。見開き2ページほどの短編の詩が69編、納められています。 どの詩も大久保さんが今までに関わってきた様々な職場や人々とのやりとりから感じたメッセージが込められたもので、ごく短いなかにも、深く共感したり、はっと気づかされたり。 会社という組織で日々、悪戦苦闘して仕事をしているサラリーマンに向けたものもありますが、そもそも人として大事にしたいことがたくさん綴られています。今の僕の心に響いたものを幾つかご紹介します。 p.46 人間の幅(一部抜粋) 他社の人と仕事をすると、業界や会社の規模、社風等、こうも違うのかと思うほどに様々な職場や人々に出会います。また、最近では日本人以外の海外の人々と一緒に議論したり、1つのプロジェクトで協力したりするケースも増えてきました。 ふと社内に目を向けると、色々な部署や役割の人がいるとはいえ、しょせんは同じ日本人、同じ会社の人と思うと、それだけでも寛容になれます。似たような採用基準で集まった、似たような価値観をシェアする狭い人間関係にとらわれずに、社外に出て色々な人と話し、一緒に仕事をすることで視野はどんどん広がっていきます。そして気づくと、活動した範囲が広がった分に応じていつの間にか人間の幅も広がっていくのだと思います。 p.131 相手の姿は自分の姿(一部抜粋) 「類は友を呼ぶ」と言いますが、環境を選ぶのは自分自身であるだけでなく、その環境の一部として自分がそこにいるだけで良い意味でも悪い意味でもその環境に影響を与えているという意識は大事です。 思い通りに物事が進まないとき、つい環境や人のせいにしてしまいがちですが、他責ではなくまず自分自身を見つめ直してみることを意識したいもの。往々にして、悪さの原因が自分にも必ず見出せるものです。なかなかできないことですが、肝に銘じたいメッセージです。 p.162 本物が輝く時代(一部抜粋) うまくいっている時は流れに身を任せているだけでもうまく泳げるものですが、いざという時にその人の真価が問われます。安易にその場の空気に流されず、自分の頭で考えることを怠らず、自分の信じることをやり抜く。日々のそうした積み重ねでのみ、本当の力が身についていきます。苦しい時が上り坂。自分らしさを大切にして、かけがえのない自分ならではの存在感を発揮できるような人になりたいと思っています。 p.16 本当に強い人 本書の69編のなかで、今の僕に一番ぐっときたのがこの詩。社員の意識改革、行動改革といったプロジェクトは社員一人ひとりと向き合いながら少しずつ仲間を増やしていくもの。社風というものは目に見えない、社員の意識の集合体であり、長い時間をかけて育まれてきたものなので、いくら社長がひとり声高に叫んでもそう簡単に変えられるものではありません。 新しいことを始めるには抵抗がつきもの。抵抗がないなら、それは新しくないと思った方がいい。より良い職場のため、より良い仲間のため、そして何よりも自分が自分らしく生きるために、自分がやるべきと信じることはやり抜く気持ちを大切にしていきたいと思います。 すーっと簡単に読めるけれど、込められたメッセージは深く、心に沁みわたります。ちょっと仕事に疲れたとき、元気がなくなってきたとき、弱気になりそうなときにパラパラとページをめくるだけで少し勇気がもらえる一冊です。
by takekurakenya
| 2013-01-19 17:13
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