学生の頃は麺ばかり食べていたので一部では「麺也」と呼ばれていた僕ですが、一日3食が麺でも生きていけるほど麺が好きです。
タカラトミーの「いえそば」が発売された時は、「これだ!」と直感して即購入して以来、蕎麦打ちにハマった時期もありました。
ただ、3年前の年越し蕎麦打ちで水加減で失敗し、
蕎麦を目にした娘に「めんめんはどこ?」と言われたのを最後にしばらく蕎麦打ちから遠ざかる悶々とした日々を送っていました。
そんなある日、ネット上で
フィリップスのヌードルメーカー(HR2365)を知りました。その日から、気が付くとヌードルメーカーのことばかり考える毎日。これでは仕事も手につかないと心配になり始めたある日、観念して「少し早い誕生日プレゼントだ!」と自分に言い聞かせてポチりました。妻には「置く場所がない」と言われましたが、使用頻度が低いクイジナートをクローゼットに片づけたスペースに置かせてもらえることに。
届いた日の夜、平日で夕食後にもかかわらず、そわそわ落ち着きません。意を決して一気に開梱してパーツを水洗い後、勢いでうどんを2人前つくってみました。
付属のレシピ本では中力粉となっていましたが、ストックがなかったので、薄力粉と強力粉のミックスで代用。また、もちもち感をアップするために、片栗粉を30g入れました。また、レシピには食塩2gを冷水に混ぜて使用とありましたが、浮かれていて食塩を入れ忘れました。
■うどん(2人前/300g)・薄力粉 110g
・強力粉 110g
・片栗粉 30g
・冷水 90cc
・こね時間:6分
・茹で時間:9分(ざるうどん)
・製麺キャップ:2.5mm角麺
こね時間は標準で5分、コシを増すために1分刻みで8分まで延長可能です。とりあえず最初なので、ちょっとだけコシ増しということで、6分にセット。粉を入れて、スイッチオン!あとは、上部の小穴から水をゆっくりと注ぐだけです。
こね時間が終わると、さっそく製麺開始。この時点で粉は水と混ざってそぼろ状になっていますが、本当にこんな状態で麺になるの?という感じ。ここまでなら、以前にハマっていた「いえそば」でハンドルを回した生地と変わりません。ヌードルメーカーの凄いところはこの製麺工程で720kgもの圧力をかけて生地を押し出して製麺する点。
製麺用のキャップは4種類がついてきます。今回のうどんでは、一番太い2.5mm角麺用のキャップを使用。こね工程が終了後、すぐにキャップの穴から麺がにょろにょろと出てきます。なんか感動!この製麺工程も数分程度で終了です。粉を入れた容器内に残る生地の量はほんの少しで無駄なく製麺できました。
スイッチを入れてから10分少々で、簡単にあっという間に自家製うどんの出来上がりです。こね工程、製麺工程とも機械のモーター音は静かで気になりません。すぐに9分間茹でて、冷やして、ざるうどんにして頂きました。コシが強くて、もちもちしていて美味しい!
他にも、粉や材料次第で、蕎麦、ラーメン、パスタ、ラザニア、餃子など、色々と作れるみたいなので、週末の楽しみが広がりそうです。