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2006/4/18にNTTデータの社内SNS(Nexti)が正式オープンしてから早いもので10年が経ちました。
1.Nextiのこれまで いま思えば、2006年4月というと、あのfacebookがまだ一般に公開されておらず米国の大学生・高校生の間で限定的に使われていた時代です。当然、当時はまだSNSやソーシャルメディアという用語はそれほど普及しておらず概念も曖昧でした。 そんな中で社内の有志ボランティアが立ち上げたNextiは、社内SNSの先駆けとして思いがけず数々のメディアで取り上げられることとなり、言い出しっぺの僕は本業の傍らであちこちに担ぎ出されて忙しくも貴重な体験をすることができました。 このブログでは一部しか紹介できていませんが、例えばこんな感じで広く活動してきました。 ・新聞:全国5紙ほか ・TV:NHKおはよう日本、NHK経済最前線、BSスカパー「ビジネスブレークスルー」、テレビ東京 Mプラス Expressほか ・ラジオ:NHKニュース(生出演) ・雑誌:DIME, SPA!, プレジデント、Forbes、CIRCUS、週刊ダイヤモンド、週刊東洋経済、広報会議、人材教育ほか ・書籍:NTTデータ流 ソーシャルテクノロジー、あなたの中の「変える」チカラほか ・講演:東京ビッグサイト、国際東京フォーラム、パシフィコ横浜、セルリアンタワー東急ホテル、秋葉原UDXほか ・講師:東北大学大学院、長岡技術大学、明治大学、専修大学 ・表彰:ITマネジメント革新賞(IT協会)、社長表彰 こうした取材とは別に、様々な企業や自治体、学校といった組織の方々からSNSを活用した組織の活性化について相談を受けたり、講演に呼ばれたりという活動も地道に継続しており、通算では少なくとも100回以上になります。 未だに年に何度かご依頼を受けますが、この10年間で一度も依頼を断ったことはありません。色々な業界の方々と意見交換するのは楽しく勉強になりますし、何よりも自分が人の役に立てている実感を得られることは大きなやりがいになっています。 2.Nextiの今 現在は約15,000人程度のユーザーがアカウントを登録しており、うち1/3はグループ会社の方となっています。利用率は年々低下してきているものの、最近ではほぼ横ばい状態で、月に1度はログインするユーザーは2,000-3,000人程度といったところでしょうか。 多くのユーザーはfacebook等のSNSの普及に伴って社内SNSから一般的なSNSへ移っていったように感じます。 ただし、facebookのようなSNSでは幼馴染から同窓生、会社の同僚や場合によってはお客様まで様々な人と繋がっているために仕事のことはあまり書けませんが、社内SNSは社外秘のことも含めて安心して仕事のことも書けるのが最大の特徴と言えます。 そんなことから、社内SNSには社内SNSならではの役割、意義があると感じており、未だに一定数のユーザーが使ってくれているのだと考えています。 「仕事のことを書く」といっても、何か難しいことを書くというよりは、仕事を通じて出てきたちょっとした質問をQ&Aコーナーに投稿してみたり、仕事で嬉しかったことや頭に来たこと等を綴ってみたり・・・と、社内で気楽にオープンに情報発信できる「安全な」場所といった位置づけです。 一方で、経営からすると、社内SNSのように社員が自由に情報発信できるメディアは統制するのが難しく、時には耳の痛い話や事実とは異なる情報が共有されてしまうといった面倒な場でもあるといえるでしょう。 実際には社内で広く使われていたSNSが経営者の鶴の一声で、ある日突然に閉鎖されてしまうというケースが後を絶たないのが現実です。そんな事例を幾つも目にしてきた僕は、社員数が1万人超の大企業でこんな場が当たり前のようにあり続けること自体が極めてレアなケースだと感じています。 その意味で、Nextiが地味に10周年を迎えることができたことは会社として健全に経営されていることの表れであり、また風通しの良い社風の象徴だと思っており、非常に誇らしい気持ちです。 社内SNSは単なるコミュニケーションツールにとどまらず、その会社の「経営の健全度を示すリトマス試験紙」であり、また「社員の成熟度を示すリトマス試験紙」であるとも言えます。
一見すると何事もなく10年間続いたようにも見えますが、実際は日々の運営の中で様々な工夫や苦労を積み重ねてきた結果でもあります。これは、本業とは関係のない社内SNS運営をボランタリーに支えてきた運営メンバー、遠くから暖かい目で見守ってくれて来た経営陣、そしてNextiという場を守り、一緒に作り上げてきたユーザーの3者がともに協力してこれたからこそ、やってこれた成果だと思っています。 実はとてもはかなく、微妙なバランスでのみ成立しうる社内SNSという場が、これからも当たり前のように存在し続けることができるような職場でいられるよう、これからも仲間と一緒に楽しみながらゆるーく続けていくことができたらいいなと思います。
by takekurakenya
| 2016-04-18 00:03
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