今日は夕方からUCLAキャンパスにて「ミニキャリアセミナー」というイベントがあり、お手伝いしてきました。
日時:5月13日(金) 3p.m.~
場所:アッカーマン2Fエレベータ横 2408
対象:UCLAに在籍する就職活動中の日本人留学生
内容:夏のフェアへ向けての対策と夏の過ごし方講座
第1部:リクルートKwon氏による夏のフェアについてのセミナー
第2部:面接に向けて自己PRを練習してみよう!
第3部:質疑応答
これはUCLAの学部生が主体となって日本人学生向けに企画したイベントで、今日は20名ほど集まりました。僕を含めてアンダーソンからは5名がボランティアで第2部と第3部を担当。第1部が終わったあと、リクルートのKwonさんと最近のアメリカの大学に留学している日本人学生の就職事情について色々とお話をする機会がありました。
彼によると、「トレンド的には日本企業が海外の大学出身の学生を採用する数は増えてきている一方で、無理して一定数を確保する必要もないため基準に満たない場合は採用しないこともよくある」、「現実的には、ある就職セミナーでは募集数を上回る応募があったとしても該当者なしとした企業が3割程度あった」、「一般的に日本の大学生と比べると情報も少なくのんびり構えている」といった厳しいコメントが続きました。
一方で、UCLAの学部生についてはアメリカの他大学と比べても就職活動に対する意識の高さはずば抜けているそう。例えば、
3月に行われたLAキャリアセミナーにしてもあの時期にアメリカの大学で100名を超える参加者を集められることはまずないそうです。
今日は学生さんと1:1で向かい合って自己PRを聞いてコメントするということを数セットやりました。殆どの学生さんは自己PRを話すのは初めてで、そもそも自己PRとは何か?というところから説明する必要がありました。確かに日本にいた頃にOB訪問を受けた学生さんと比べるとまだまだ準備不足といったところは否めません。でも皆驚くほど真剣で、また素直に僕の話に耳を傾けて、時にはメモを取ったりして一生懸命さが伝わってきました。
今日参加した他のアンダーソンのメンバにも日本で採用面接官をやっていた人が僕以外に2人いました。こうした「プロ」にリラックスした雰囲気の中でざっくばらんに就職活動について相談したり練習したりできる環境がある彼らは、実は普通の日本の大学生と比べてとても恵まれていると思います。ぜひこうした機会を最大限に活用して、実りある就職活動をしてもらえたらいいなぁと思います。
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