ついにこの日がやってきました。アンダーソンでの最後の授業となったのは、朝9時からのGeneral Management. 今日、スポットライトを当てたリーダーはサッチャー元英国首相、またケーススタディは911に対するブッシュ大統領のリーダーシップをテーマとしたLaunching the War on Terrorismという、政治色の強い内容。
教授曰く、「一日に接することができる人間の数はどんなに小さな企業の社長であっても一国の大統領であっても同じように限界がある。この授業では1対1の人間同士の葛藤をテーマとしたTank in the bogからスタートして次第に複雑な争点を含んだケース、大企業や多国籍企業のケース、そして一国のリーダーシップを扱うケースにまでスコープを広げてきた」とのこと。なるほど、そういう狙いだったんですね。
Quantitative系科目と違ってこれといった正しい1つの答えがないsoft skillを扱う科目だけに、「これを学んだ」と明言できるものはあまりないのですが、毎回のケースを通じて様々なシチュエーションに身を置きつつ、その主人公の立場になって色々な課題・問題について自分なりに考えるという訓練を積めたことは大きなプラスになりました。また、ケースに合わせたリーディングアサイメントもよく選別されていていました。
教授への大きな拍手の後、その余韻に浸りつつ、この授業を履修していた日本人学生と一緒に教室で記念写真を撮りました。他にも色々な友人と撮るつもりで声をかけていたのですが、あいにく最初の1枚撮ったところで何と痛恨の電池切れ・・・。来週の卒業式に持越しです。

1時からは1 to 1 marketingのファイナル。これが最後の期末試験となりました。Bodapati教授の独特のスタイル(差がつくように平均点を50点、標準偏差がなるべく大きくなるように設計された、30ページに及ぶ難解な試験)による、作り込まれた試験を相手にまるまる3時間の格闘。これが最後だと思うと不思議なもので、いつになく頭が冴えました。
数日の寝不足もなんのその、教授曰く「時間内に最後まで解けると思うな」という試験を最後の1秒まで使ってほぼ全問解答。ふと、3年前にGMATでハイスコアを記録したとき、残り10分で数学の問題が10問残っていたことに気づいた瞬間から神懸り的な集中力で全問正解で解き終えた日のことを思い出しました。やはり人間の脳の大半は普段は眠っているようです。
ぼーっとする頭のまま、教室から一歩外に出ると南カリフォルニアの青空と眩しい日差しが心地良く脳を刺激します。思わず、叫びたくなる衝動を抑えながら静かにキャンパスを歩きました。残すは、General Managementのファイナルレポート(10枚)のみ。来週、これを提出した瞬間をもって、全てのMBA課程を修了することになります。
卒業式まで、いよいよあと1週間。半年に亘って毎日書き続けたこのblogも、もうすぐ幕を閉じようとしています。
●今は何位かな?