週末は母の快気祝いということで伊豆旅行に行ってきました。両親、妹夫婦、弟、僕の家族で総勢9名の大所帯だったので、トヨタのアルファードを借りて、車2台でのんびりとドライブ。初日のランチは沼津港の双葉寿司で握りをたらふく堪能してから、修善寺経由でループ橋を通って伊豆今井浜へ。
今回の宿は今井荘。皇室や時の総理大臣らが宿泊したり、羽生王将と佐藤棋聖(当時)による
第56期王将戦七番勝負(第6局)等、何度か名人戦、王将戦のタイトル戦の会場にもなった由緒ある旅館です。口コミ情報どおり、ホスピタリティ溢れる良い宿でした。
部屋は9Fのオーシャンビューを3部屋続きで用意してくれていました。10畳+6畳ほどの広々とした和室、そして海に面した大きな窓からは、遠く伊豆7島まで見渡せます。夕食は個室の小宴会場を貸切でのんびり頂きました。旬の山の幸、海の幸満載の懐石料理は質も量も十分でみな大満足。
二日目は隣町の河津でちょっと早いお花見。河津川の両岸を中心に街じゅうに溢れる河津桜は2月上旬から咲き始めます。今はちょうど
「河津桜まつり」が始まったところ。想像していた以上に大掛かりなイベントで大勢の観光客で賑わっていました。途中にあった足湯で暖まってぐるりとお散歩しながら、3~5分咲きの桜を楽しみました。
その後は、ちょっと北上して稲取温泉へ。僕は初めて聞いたのですが、この街は「つるし雛」という雛飾りで有名です。それって何だろう?と思いながら、
「雛のつるし飾りまつり」メイン会場の文化公園 雛の館へ入ると、なるほどその名の通りでひな壇の両脇に様々な飾りが紐に数珠つなぎのように連なった「つるし雛」がたくさん吊るされていました。江戸時代からの伝統で、母が娘の成長を願って手作りするものだそうです。ユニークですね。
物理的にも離れて暮らしていると、なかなか両親や兄弟を含めた家族旅行をするチャンスはないもの。今回、8人乗りのミニバンでワイワイ言いながらの旅はとても良い想い出になりました。(
これが母と見た最後の桜でした)
●今は何位かな?